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ファイナンシャルプランナーは、2002年に国家資格となってから注目を浴びるようになりました。しかし、ファイナンシャルプランナーという資格で独立開業している人はまだそれほど多くはありません。ここでは、どのようにすれば独立できるのかについて紹介します。
ファイナンシャルプランナーを一言で例えるのなら、お金の専門家ということが言えます。最近は金融商品も多様化してきており、巷には沢山の情報があふれています。そのことが年金などの社会保険制度、税制の複雑な仕組みを手伝って、お金との付き合い方を難しくしてしまっています。そんな中で、自分の今後や老後資金の準備はどのようにしたらよいのか?と悩んでいる人は少なくありません。
こういったときに活躍できるのがファイナンシャルプランナーです。ファイナンシャルプランナーで独立して食べていくためのポイントの一つとして、ライフプランニングというのがあります。その人の人生のマネープランをマネーコンサルタントとしてアドバイスをすることです。これが独立して食べていくための1つ重要なポイントとなります。
もしも自分がお金で悩んでいたとしたら、いきなりファイナンシャルプランナーに相談できるでしょうか。誰でも少しは躊躇してしまうのではないでしょうか。やはり、ただ単にマネーコンサルタントと言っても仕事は取りにくいでしょう。では、どのすればいいのでしょうか。
それは、得意分野に特化することです。例えば、飲食店専門、熟年離婚や個人営業専門のマネープランナーなどです。どのような仕事でも同じなのですが、要はアイデアと売り方が重要ということです。
例えば、トマト系のパスタが食べたいと思っているお客さんがいるとします。同じパスタ屋でも、何でもメニューが揃っているパスタ屋よりも、トマト系に特化しているパスタ屋の方に入りやすいと思います。ですから、ただ単にお金の専門家という売り方をするよりは、○○に強いファイナンシャルプランナー、○○専門のマネープランナーといった方が、お客さんとしては入りやすいのです。
現在は、多くの情報が溢れており、果たしてどれが自分にとってよい情報なのかを判断するのが難しくなってきています。さらに今後、お金とどのように付き合っていけばいいのかが分からなくて悩んでいる人が増えてくると予想されます。ですから、自分で得意分野をつくり、特化して専門職を強くすることによって、独立したコンサルタントとしての地位を確立できると思います。
ファイナンシャルプランナーは、しっかりと学習計画を立てて勉強をすれば決して取れない資格ではありません。そして、その可能性は無限にあります。一般的には独立開業には向かないという人もいますが、上記のように時代の流れをしっかりと読み、特化していけばお金の専門家として独立は十分可能です。